投資教育の重要性
投資教育はプロに
先月ですが某企業様で選択制確定拠出年金制度(401K)の投資教育を開催いたしました。通常の流れですと従業員様全員を対象とした制度説明会の後にご加入者の方々にお集まりいただいて開催いたします。しかしこちらの企業様は弊社を通じてこの制度を導入しておりませんので、今回はご依頼により投資教育のみを担当させていただきました。この制度の有効性を説明してご加入者を募るのも大切ですが、やはり基本長期積立となりますので資産運用も重要です。制度の仕組みは会社で説明できても投資についてはお金を払ってでも外部のプロにとお考えになったようです。
長期投資はコツコツと
さて最近の相場の動向を見てみますと日経平均は今月17日に2021年9月28日以来、約1年8か月ぶりに3万円台を回復し、19日には直近の高値だった21年9月14日終値の3万670円を上回りました。そして週明け22日の東京株式市場で、日経平均株価(225種)は一時3万1000円を超え、バブル景気だった1990年8月以来、約33年ぶりの高値をつけるところまでいきましたよね。コロナ株安から世界と比べ回復が遅れ気味だった日本株がやっと戻ってきたとは思いますが、やはりこれは短期的な話で選択制確定拠出年金制度(401K)の運用に関しましては途中経過ではなく長期のリターンに目を向けることが大切です。
最近の資産運用の推移
私個人の確定拠出年金資産運用を例にとってお話ししますと、昨年は年明けすぐの1月5日の損益率44.5%が最高でした。そしてこれは加入して16年の中で一番高いの損益率でもあります。逆に昨年の最低が3月9日の27.0%で、昨年はもうこの27.0~44.5の間で推移した感じです。現在は5月19日の段階で43.9%まで来ているので最高を更新する可能性もあるかとは思います。しかし私の確定拠出年金資産運用も言わば道半ばです。まだまだ増やしていければと思っています。
弊社の投資教育
弊社の投資教育では元本確保型ではなくやはり元本変動型である投資信託をお勧めします。もちろん強制ではないので冒頭で今日の話を聞いていただいても投資信託は自分には合わないと思った方は元本確保型を選んでいただいて全然構いませんとおことわりをして説明に入ります。しかし投資教育後、大部分の方は投資信託を選ばれているように思います。選択制確定拠出年金制度(401K)に限らず投資信託を利用されない理由でやはり多いのはリスクより「よく分からない」ということのようです。従って弊社の投資教育では投資信託の仕組みはもちろんですが、長期投資におけるなドルコスト平均法の重要性ををご理解いただければと思いいつもご説明いたします。ドルコスト平均法については添付ブログをご覧ください。
【2022年2月19日ブログ:下がっている時こそチャンス】
https://kinzai-fk.com/2022/02/19/sagatteirutokikosochance/
最後に上手に資産運用を行えば将来の受取額が大きく変わってくることを肝に銘じてください。