長期投資と好調米国株
私のファンド選び
私も確定拠出年金(401K)、NISA、一般の投資信託など資産運用は積極的に利用しています。その中で選択するファンドは勿論自分なりに考えてこれだと思うものを選択していますが、仕事柄時々このファンドはどのように動くのか見てみたいと思って選んだり同じようなファンドがあれば比べてみたいという動機から選択することもあります。
お勧め商品カテゴリ―
私が資産運用を始めてから20年以上経って長期的に考えたとき私なりにやはりこれではないかと思った商品カテゴリーは先進国株式、世界株式、米国株式でした。実はこの3つ中身はというとそこまで大きく違わないのです。先進国株式や世界株式というのはやはりどうしても世界の中心である米国の株が中心になっているケースが多いからです。そして私が保有しているこの3つのカテゴリー商品をパフォーマンスの良い順番に並べると①米国株式②先進国株式③世界株式の順番です。これはつまり米国株の割合が多いほど好調と言えるのではないでしょうか。
なぜ米国株は強いのか?
長期的にみて米国株が強い理由は2つあると思っています。1つはこれからまだまだ発展が予想される世界的企業の本社が米国には多いことです。現在世界を牽引していると言われているアップル、マイクロソフト、アマゾン、Facebookなどはその代表格だと思いますが、こういった企業の株が先進国株式、世界株式、米国株式といったカテゴリーのファンドには比率上位で組み入れられているケースが多いようです。そして米国株が強いもう1つの要因は米国の人口増加です。米国も少子高齢化が進んでいるのは日本と同じであり、人口増加率も鈍化傾向にあるようですが、人口そのものは未だ増え続けています。人口増加は経済の成長と密接な関係があるとよく言われますよね。
【参考資料:人口の推移(アメリカ、日本)】
https://ecodb.net/exec/trans_country.php?type=WEO&d=LP&c1=US&c2=JP
資産運用は長期戦略が大切です
アジア株式や日本株式もコロナ株安などを経て現在は好調だと言えると思いますが、長期的にみたときはやはり米国株を中心とした先進国株式や世界株式ではないかと私は思っています。米国株だけだと1国の景気に左右されてリスクも高くなるのではと思われる人は先進国株式、世界株式を選択されるといいでしょうし、他のカテゴリーとの商品分散も考慮していただいていいと思います。あくまで私見ではありますが参考にしてください。