企業型401K導入を喜ぶ企業
まずは厚生年金適用事業所ならOK
選択制確定拠出年金制度(401K)のお話で企業様にお伺いした際「うちみたいな小さな会社でも導入できるんですか」というお言葉を最初にいただくことがあります。この選択制確定拠出年金制度(401K)は厚生年金適用事業所であれば企業規模にかかわらず導入は可能です。また個人事業主の方でも従業員さんが厚生年金に加入していれば導入可能です。但し事業主の方自身はご加入いただけません。今回は選択制確定拠出年金制度(401K)の導入をより喜んでいただいた企業様はどういった企業様かということを少しお伝えしようと思います。
制度導入をより喜んでいただいた企業
これは私がこの6年の営業の中で経営者の方や従業員の方との会話や反応を通して選択制確定拠出年金制度(401K)の導入をより喜んでいただいていると感じた私見です。
①従業員さんの平均年齢が高い
②勤続年数の長い従業員さんが多い
③従業員さんの数が多い
④社長の年齢が59歳以下で個人型(iDeCo)に加入している
⑤女性従業員さんの比率が高い
皆様方の企業は1つでも該当がありますでしょうか?
この5つに該当するほど制度導入の満足度は高い
①②③は勤続年数が長く平均年齢が高い、また数も多いということであれば会社負担の社会保険料削減効果が大きいということ。また従業員さん個人もご自身の老後へ向けた資産の形成を気にしだす40代、50代の方が多く、節税と社会保険料を削減しながらより有利な年金作りができるためです。④は選択制確定拠出年金制度(401K)は59歳以下の方しか加入いただけません。経営者自ら加入できると制度に対する関心度が高くなるようです。更にその中でも既に個人型(iDeCo)に加入されている経営者の方からすると掛金のMAXが23,000円から55,000円へと倍以上増えることを喜ばれる方が多くいらっしゃいます。そして⑤は女性は男性に比べて貯蓄に関心を持たれている方が多いようで、この選択制確定拠出年金制度(401K)に関しても加入率が男性に比べて高い傾向にあります。ご主人と共働きで自分の収入は貯蓄に回しやすいという主婦の方もいらっしゃれば20代、30代の未婚の方においても男性と比べると加入率が高いです。
一番大切なのは?
選択制確定拠出年金制度(401K)のご案内を経営者の方にすると「うちはこんな制度導入しても誰もやらないだろう」時々そんなお言葉をいただくことがあります。そんなときはまず従業員さんを対象にした制度説明会を開催してみてください。弊社が無料で実施いたします。制度説明会のあとアンケートの中でこの制度に関心があるかどうかを確認することができます。それをご覧になって制度を導入するかどうかを決めていただければいいかと思います。この選択制確定拠出年金制度(401K)の導入で大切なのは企業の大きさなどではなく経営者の方の従業員さんを大切に思うその気持ちの大きさなのです。