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貯蓄保険の利上げは魅力的か?

2020.12.19資産運用

相次ぐ貯蓄保険の利率上げ

昨日の新聞にも掲載されておりましたが、最近円建て貯蓄タイプ保険の予定利率引き上げがいくつかの生命保険会社で続いています。おそらくこれから他の保険会社も追随することが予想されますし、生保の利上げは保険料の値下げにもつながります。我々消費者にとっては基本的には歓迎することで喜ばれる方も多いのではないでしょうか。

それにより外貨建てから円建てに回帰する?

円建て保険の予定利率は平成2年をピークに下がり続け、その間に台頭してきたのが海外の高金利をうたった外貨建て貯蓄保険です。為替リスクはあるものの銀行なども販売に加わって日本との金利差の魅力からその市場を大きく伸ばしてきました。新聞記事は今回の利上げにより円建てへの回帰が進むのではとしています。

 

【参考資料:予定利率の推移(保険鑑定団)】

https://www.nnj-net.co.jp/hoken/riritsu.php

 

ではどのくらいの利上げなの?

記事に出てくる生保の利上げは年0.2%⇒0.25%、0.3%⇒0.4%、0.15%⇒0.2%程度です。上記参考資料を見ていただくとわかりますが、上がったとはいえピーク時平成2年の5.5%~6.25%からするとかなり見劣りしますよね。上げ幅で0.05%~0.1%、これは銀行に100万円預けた方が1年間で利息が今までより500円~1,000円増えるだけということです。記事の中には大手生保幹部のコメントとして「資産形成に魅力をアピールできる水準ではない」ともありました。私も同感です。

生保は保障、資産形成は確定拠出年金制度(401K)

「生保の掛け捨てはもったいない」こう言われる方がいらっしゃいます。日本人は気質的にそう言われる方が多いかもしれませんが、私は選択制確定拠出年金制度(401K)の従業員説明会の中で「生保の予定利率の水準が今くらいなら保険での貯蓄は効率が良くありません。必要な保険は掛け捨てと割り切り、その分保険料を安く抑えたうえで資産形成は確定拠出年金制度(401K)をうまく利用しましょう」と申し上げます。もちろん生保・確定拠出年金制度(401K)双方のメリット・デメリットを理解いただくようにはしておりますが、いつも言っている所得控除の差(節税効果)はやはり大きいです。現在の新制度で生保は年間8万円以上の保険料であれば一律4万円の所得控除がマックスなのに対して確定拠出年金制度(401K)は掛金が全額所得控除なので例えば月1万円の掛金(年間12万円)であれば所得控除は生保の4万円に対して確定拠出年金制度(401K)は3倍の12万円、節税効果が3倍あるということになります。選択制確定拠出年金制度(401K)の掛金の上限は55,000円なので掛金が多ければ多いほど節税効果の差が出てきます。その節税額を利息と思えばその効果は0.✖✖%などというレベルではありません。

 

参考資料:FPジャーナル2019.7

 

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