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確定拠出年金制度(401K)の新規加入は59歳まで!

先週選択制確定拠出年金制度(401K)の導入を決められた法人様のお話ですが、経営者様のご年齢は現在59歳で来年4月で60歳になられるとのことでした。そうです、確定拠出年金制度は企業型も個人型も59歳以下の方しか新規加入はできません。ギリギリとまでは言えないかもしれませんが1ケ月程度で口座開設できて始められるiDeCo(個人型確定拠出年金制度)とは違い、企業型は厚生局への申請手続きに約3ケ月程度の時間を要します。そして厚生局より承認をいただいた後の導入月におけるご年齢が59歳以下でないといけないので私のなかでは間に合ってよかったなという思いでした。

 

今回の経営者様はiDeCo(個人型確定拠出年金制度)も昨年知って加入したばかりとのことでしたが、企業型確定拠出年金制度(401K)は知らなかったそうです。当然現在このiDeCo(個人型確定拠出年金制度)にある積立金は今回の企業型へ移換していただくこととなり、またiDeCo(個人型確定拠出年金制度)から企業型確定拠出年金制度(401K)への移行によって掛金を個人型のMAX23,000円から企業型のMAX55,000円まで増額できました。その他にも個人型から企業型への移行メリットは管理手数料が法人経費にできることや社会保険料の削減が可能になることなどもありますが、今回はこの掛金を一気に約2.4倍にまで増額できたことが一番喜んでいただけたようです。こちらの法人様には従業員さんにもiDeCo(個人型確定拠出年金制度)加入者がいらっしゃるようなのでそういう方を含めて多くの従業員さんにもこの選択制確定拠出年金制度(401K)をご利用いただけますようご案内していきたいと思っています。

 

私自身は2007年4月より確定拠出年金制度に加入しました。私も最初はiDeCo(個人型確定拠出年金制度)からのスタートで7年後の2014年の4月に現在の企業型確定拠出年金制度(401K)に移行しました。私にとってもこれまでの節税効果や社会保険料の削減効果はとても大きいのですが、それ以上に確定拠出年金制度(401K)の一番の趣旨である老後資金を確実に貯めることができているという安心感が大きなものとなっています。制度に加入して14年目の私でももっと早く始めておけば良かったと思うくらいですから、開始が遅ければ遅い方ほどその思いは強いのではないかと思います。一種の後悔というのでしょうか?(笑)そういった後悔をする方を1人でも減らせるように私ども金融財務研究所は皆様の会社へお邪魔させていただきます。

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