401K追加加入者も増えてます
制度を既に導入している企業では
新規で選択制確定拠出年金制度(401K)を導入される企業は増えています。弊社においても年々確実にその取扱いが増えています。現在弊社の取り扱いだけでも238社。私が担当する福岡近郊の企業も53社まで到達いたしました。老後の年金づくりが意識され企業もそのサポートをしていく機運が高まっています。そういった新規の制度導入もさることながら既に401Kを導入いただいております企業におきましても追加で加入される方が以前よりも明らかに増えてきています。
制度が会社の中で浸透してきている
私がこの仕事を始めたころは確かに追加加入はありましたが、数は少なく一部の企業に偏っている感じでした。ところが今はいろいろな企業様から追加加入があり失礼な話「え、この企業から追加があるのか」と思うようなことも多々あります。選択制確定拠出年金制度(401K)導入のメリットは会社・役員・従業員それぞれにあるのでそのメリットに合致することが多くなったのではと思います。企業としてはお金をかけてせっかく導入した制度をいかにして多くの従業員に利用してもらうかは、老後には自助努力は必要だということ、その自助努力にもっとも有効なのがこの選択制確定拠出年金制度(401k)であるということをいかにして伝えていけるかだと思います。
では具体的に何をする
追加加入が多い企業の特徴はというと、毎年継続投資教育を開催していることや担当者が積極的に情報発信をしていることがあげられます。元々加入率が高い企業は女性の比率が高い、40代、50代といった年金を意識し始める層の従業員さんが多い、勤続年数が長い従業員さんが多いことなどが特徴です。しかし最近は20代、30代の方の追加加入も多く見受けられます。若ければ若いほど公的年金の先行きが不透明だと感じるのではと思います。上記継続投資教育につきましては弊社では4~6月の社会保険料等級算定月を意識して2月~3月中旬にかけて開催をお勧めしております。基本この継続投資教育は既加入者が対象なのですが、同時に新入社員の方などまだ未加入の方に対して制度説明会の開催もお勧めしております。もちろん全て無料です。これをやると必ずと言っていいほど追加加入者があります。
それだけこの制度の導入を求めている従業員は多い
以前選択制確定拠出年金制度(401K)導入を検討中の社長が「うちはこんな制度導入しても何人の従業員が利用するだろうか」と疑問を抱くことが多いとご紹介しましたが、思っている以上に喜ばれる方は多いと思います。うちの従業員は男性ばかりだから、若い従業員が多いから、設立したばかりだから、そんなことは言わずにぜひ導入をご検討ください。この制度は利用したくても会社に無いとできない制度です。