確定拠出年金の加入率76%!
従業員説明会を終えて
今回選択制確定拠出年金制度(401K)を導入いただくこととなった企業様の従業員さんに対する制度導入説明会を先週まで約2週間かけて5ヶ所、計7回開催いたしました。社内には2~3人しか加入しないのではという声もあり、いつもながら導入される企業側としては何人の方が加入されるのか気になるところだと思います。もちろん企業側は従業員のためを思って導入した制度なので1人でも多くの従業員に加入してほしいと願っています。今回従業員説明会を終えて加入を希望された方は実に76%でした。加入率は従業員の平均年齢や平均勤続年数、男女比などが影響するとも感じますが、公益法人生命保険文化センターの調査によると約84%の方が老後に不安があるそうなのでそれに近いこの加入率も頷けるところかと思います。
<生命保険文化センター「生活保障に関する調査」/令和元年度>
https://www.jili.or.jp/lifeplan/lifesecurity/oldage/5.html
今回加入を希望されない方の理由は?
加入を希望されなかった方でも大半が家族と相談したいと言われています。今すぐかどうかはわかりませんが、できれば加入して老後には備えておきたいという気持ちはあるようです。
説明会の中で従業員さんが一番真剣だと感じる部分は?
私が今この説明会をやっていて一番従業員さんの目が輝いていると感じるのは私自身の確定拠出年金の資産残高を見ていただくところです。実例は一番参考になるということなんでしょうか?私は現在確定拠出年金に加入して13年半ほど経ちます。今現在の資産残高はもちろんですが、その間税金や社会保険料の恩恵をどれだけ受けているかまた今の正直な気持ちとしてこのお金が60歳以降の年金原資として貯金できていることの安心感をお伝えするようにしています。完全に個人情報の公開なんですけどね(笑)。
会社としてコストを掛けてもやる意味は大きい
従業員さんの老後の年金に対するニーズは会社が気付いていないニーズではないかと改めて感じました。従業員満足度を上げるためにできるることは給料を上げてあげることや退職金を多く払ってあげることだけではありません。将来の安心感を与えてあげることのできるこの選択制確定拠出年金制度(401K)を導入してあげることも従業員満足につながります。従業員思いの経営者の方は数多くいらっしゃいます。まずは日頃から会社のために頑張ってくれている従業員さんのためにできることから始めましょう。その第一歩としてぜひこの選択制確定拠出年金制度(401K)を導入してあげてください!