iDeCo(個人型確定拠出年金制度)に加入中・検討中の経営者の方は企業型の方がお得かも・・・!
前回のブログで個人型確定拠出年金制度(iDeCo)から企業型確定拠出年金制度(401K)に移行される経営者の方のお話をしました。この方のように経営者の方でも企業型確定拠出年金制度(401K)のことは知らずにただ金融機関に勧められるまま個人型確定拠出年金制度(iDeCo)に加入している方が多くいらっしゃるように感じます。そういった個人型確定拠出年金制度(iDeCo)を勧めるような金融機関にも企業型確定拠出年金制度(401K)はありますが、そちらの方はいろいろな事情であまりお勧めされてないようです。
また今年5月にお伺いした企業様でも経営者のご夫婦がお二人で個人型確定拠出年金制度(iDeCo)に加入されており、特に深くは考えず金融機関に勧められるままご加入されたとのことでした。ところが奥様は現在の報酬額では節税にはなっておらず、であれば企業型確定拠出年金制度(401K)にすれば法人の方で節税になるのにと感じた次第です。もちろん節税効果が無くても老後の準備というのは大切なので確定拠出年金制度をお勧めすることは悪いことではありませんし私も大賛成です。しかし個人型確定拠出年金制度(iDeCo)しか選択肢がない会社員の方ならそれで良いと思いますが、経営者の方であればぜひ企業型確定拠出年金制度(401K)も選択肢としてご検討いただきたいのです。とは言っても金融機関の方から案内がないと確定拠出年金制度には企業型もあるということはなかなか気付きにくいですよね。前回7月10日のブログで書いた経営者の方が言われたように個人型確定拠出年金制度(iDeCo)は知っていたが企業型確定拠出年金制度(401K)は知らなかったという経営者の方がほとんどではないでしょうか。同ブログでは掛金・管理手数料の処理・社会保険料などといった点で企業型の方が有利であることを書いていますし、6月21日のブログには企業型の方が個人型よりも加入期間が長くなるという有利な点も指摘しています。
現在既に個人型確定拠出年金制度(iDeCo)にご加入中の経営者の方またはこれから加入を検討される経営者の方、企業型確定拠出年金制度(401K)もぜひ検討の土俵に上げてみてください。それがよりお得になれば幸いです。