選択制確定拠出年金制度(401K)の従業員加入率が上がってる!
この4月福岡の企業様で新たに10社が弊社取り扱いで選択制確定拠出年金制度(401K)を導入されました。その名の通り選択制なので企業が導入したからといって従業員全員が加入するわけではありません。あくまで制度を利用するかどうかは従業員個々の判断ということになります。今回の10社の加入者数は合計で76名、対象者が約150名程度なので半分以上が加入されたこととなります。この加入率50%はかなり高いと言えます。自ら給料の一部を年金積み立てに回すわけですから今の生活だけしか見ていなった人も将来を考えていかないといけないと思い始めたのではないでしょうか。特に最近は20代の若い方の加入率が上がっているように感じます。今までは20代の方からすると「老後はまだ先、今は先に準備しないといけない資金がたくさんある」などの考えで老後資金は後回しと考える若者が多かったようです。しかし昨年の老後2,000万円問題や公的年金の財政検証が影響してか老後資金も意識しながらやりくりしていかないといけないことに気付き始めたのだと思います。そういった意味では老後資金の部分でこの選択制確定拠出年金制度(401K)を利用していただくことは多くのメリットを考えますととても有意義ではないでしょうか。金額は最低掛金の3,000円であったとしてもそういう若い方が老後を意識してくれていることは嬉しいですね。加入率は当然その企業の平均勤続年数や年齢層、男女比などによりバラつきがあります。平均勤続年数は長いほど、年齢層は高いほど、そして男女比ではやはり女性の方が多いほど加入率は高くなる傾向にあります。私の担当する企業様で保育園経営をしている企業様がありますが、対象従業員さんは皆さん女性です。加入率はかなり高いです。当たり前ですが、この選択制確定拠出年金制度(401K)は企業が導入しないと従業員さんも加入はできないわけです。経営者の皆様「老後資金は個人で考えればいい、確定拠出年金は個人個人がiDeCo(個人型)でやればいいじゃないか」ではなく、ぜひ従業員さんのためにこの選択制確定拠出年金制度(401K)を導入してあげてください。結果会社としても社会保険料という経費が削減できることにもつながっていくことになりますので・・・ぜひ!